野球部っぽい名刺・ピアノ教室っぽい名刺

講師のための集客名刺デザイナー 和性真澄です。

名刺によって、自分の職業が一瞬で伝わる。

これって、必須です。

名刺を渡した相手に
この人、こんなことしてるのね
感じてもらわないと意味がない。

ここで重要なのは

相手が考えるではなく
視覚で
感じること。

考えさせずに、五感に訴えかける。

そんな「伝わる名刺」のコツをお伝えします。

伝わるためのポイントとは

視覚で伝わる名刺に欠かせない要素。
それは「○○っぽさ」です。

っぽさ=世界観

ふたつのサンプルを例に見ていきます。

A.は、実際に私がデザインした野球部の名刺

B.は、サンプル用に制作したピアノ教室の名刺

 

 

っぽさの伝え方① アイテムを使う

A.では「野球っぽさ」
B.では「ピアノっぽさ」

まず、これらを伝える必要があります。

そのために用いたのが
ピッチャーのシルエットであり、
鍵盤・ト音記号なのです。

それらがないと、どうなるでしょう。

 

シンプルだけど、何をしている人なのか?
ぱっと見では伝わりにくいですね。

 

っぽさの伝え方② 雰囲気に合った色使い

A.は、成人男性の野球部。
落ち着いた硬派な色で雰囲気を出します。

B.は、女性講師の明るいピアノ教室。
キレイで優しいピンク色で表現します。

それぞれの色を入れ替えると、どうなるでしょう。

A.は「成人男性の野球部」とは思えません。
B.は「渋くて静かな教室」という印象に。

 

っぽさの伝え方③ 目的・性格を表した書体

書体(フォント)も大変重要なポイント。

A.は、他の野球部との会議や父兄会で配るため
「きちんと感」「誠実さ」「真面目さ」が大切。

B.は、ピアノ教室に来て欲しいお子さんや保護者向け。
「教室の明るさ」「親しみやすさ」を表現したい。

渡すシーンや目的、その人を表す書体をセレクト。

それぞれの書体を入れ替えると、こうなります。

A.は、やわらか過ぎてフワッとした印象に。
B.は、堅くて冷たいイメージになってしまいます。

伝わる名刺の効果

野球部っぽさ、ピアノ教室っぽさ。
名刺で表現したい「○○っぽさ」

これらを作り出すためには、上記のコツを押さえます。

そうすれば、見た人が一瞬で

硬派な野球部だ
明るいピアノ教室だ

そう感じてもらえる名刺になります。

伝わるのが早ければ、話も早い。
その後のやりとりもスムーズに進む。

後で名刺ホルダーを見返したときも
すぐにピンと来てもらえる。

これらは集客に繋がる大切なポイントです。

一瞬で五感に訴えかけるデザインでなければ。

伝わること、さらに「その先の効果」も加味してデザインしています。
その効果が欲しい方は、こちらまで。

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