『海津っ子 南濃みかんプロジェクト』のメンバーとして関わらせていただいています。
岐阜県海津市立平田中学校の一年生53名が、地元で栽培されている南濃みかんについて学び、みかんジュースを商品化するプロジェクト。
子供たちがみかんの収穫を行い、製造工程を見学、ジュースのラベルデザインを行い、商品として世に出す。
その過程で、SDGsやSNS、商業デザインについて学び、クラウドファンディングで資金集めを実際に体験します。
中学校の先生方や行政の協力を得て、SDGsにつながる取り組みとして授業の一環に組み込んでいただいています。(写真は全て許可をいただいて掲載しています)
このプロジェクトの始まりと、ジュースのラベルデザイン授業の様子はこちらに書きました。
中学校でデザインの授業【海津っ子 南濃みかんプロジェクト①】
クラウドファンディングについての学び・活動報告作成の様子はこちら。
中学生の活動報告作成支援【海津っ子 南濃みかんプロジェクト②】
活動報告の発表・ラベル貼り・クラファン開始の様子はこちら。
ラベルデザインに投票お願いします【海津っ子 南濃みかんプロジェクト③】
ラベルデザインの投票結果発表!
53人の子供たちがデザインした、みかんジュースのラベルデザイン53種類。
本商品に採用されるラベルはこの中から1つだけ。
海津市内の小中学生や、広く一般にも呼びかけ、投票してもらいました。
実際に投票された方は、かなり迷われたようです。私もその1人。
「あれも良い、これも良い…」で、ひとつに絞れない。悩みに悩んで投票しました。
KAIJU CAFE店頭での投票と、webでの投票を集計して、子どもたちの元へ。
投票用紙に書いてもらった「このプロジェクトに一言」メッセージと一緒に届けました。
プロジェクトリーダーの西川さんが子どもたちの前で結果を発表。ドキドキ・・・
本商品ラベルとなる、第一位は!!!
10番の作品です!おめでとうございます!!
みかん丸ごとのジューシーさを前面に出し、写真一枚をそのまま素直にラベル化しています。
黒い背景がみかんジュースのオレンジ色に映えて、コントラストが綺麗です。
「甘味と酸味の南濃みかんじゅーす」という、味わいをストレートに表したコピーも良いですよね。
見ているだけで、口の中にみかんの甘味と酸味が広がります。う〜ん、飲みたくなる!!
僅差の第二位は!!!
一位の作品と僅差でした。それも頷けます。白場を生かした、シンプルで爽やかなデザインの27番。
ラベル全体としての完成度が高い。シンメトリーなデザインや文字の揃え方など、大人顔負けの仕上がり。
中学1年生でこのデザインができるとは・・・将来が楽しみなセンスの持ち主です!
そして第三位は!!!
シンプルですっきりとしたデザインです。色も綺麗な48番。
文字やイラストのレイアウトも上手で、安定感がありますよね。
オレンジ色ときみどり色のバランスも絶妙で、丸い形をうまく生かした点も素晴らしい!
うれしそうな受賞者たち
選ばれた3人は、みんなから拍手喝采!とても嬉しそうな表情で前に出てくれました。
一位の男の子。自分が選ばれたことに驚いていましたが、この笑顔が喜びを物語っています。
二位の女の子。ラベルデザインのおしゃれさと通じる雰囲気を感じます。
三位の女の子。落ち着いた笑顔が素敵です。喜びを穏やかに表現してくれました。
誇らしい笑顔の3人!
見ているこちらも笑顔になってきますね。
これから、本商品ラベルに向けて、デザインをブラッシュアップしていきます。
一位に選ばれた子の意見を尊重しながら進めていきたいと思います。
53種類のデザイン、本当にどれも素晴らしかったです。
同じみかんジュースに貼るラベルでも、こんなに違うのかというくらい多種多様なデザインをしてくれました。
デザインの授業で子どもたちに伝えたこと。それをしっかりと理解して考えられていることが分かります。
投票にご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。
◇53人の作品と投票結果はこちら→ 多様性ラベルデザイン集
クラウドファンディングも現在進行中!
このプロジェクトでは現在、クラウドファンディングを行なっています。
以下の画像をクリックすると、クラファンページに飛びます。
クラファンページには、この活動をこの地で始めた理由が詳しく書いてあります。私たちメンバーもメッセージを書きました。
地元の子供たちが主役になって、周りの大人が伝えていく「つなぐ」プロジェクトです。
ぜひとも応援をよろしくお願い致します。
このプロジェクトのクラウドファンディングはこちらから。