中学校で「売れるためのデザイン」授業を行いました

岐阜市立岐北(ぎほく)中学校で開催された「大人から学ぶ会」にて、授業を行いました。

さまざまな職業人が、仕事の内容やこの仕事に就いたきっかけなどを生徒達に伝えます。

中学2年生の教室で、大画面にスライドを映しながら授業を行いました。

※この記事の写真は学校の許可を得て掲載しています

中学校でのデザイナー職業講話

高校選び、こんな考え方もあるよ

今回講師として学校に来られていたのは、呉服屋さん、お寺の住職さん、薬剤師さんなど。服装でそれと分かるような職の方も多かったですね。

私は販促デザイナーとして、「商業デザインの考え方 〜売れるためのデザインとは〜」というテーマで授業を行いました。

授業の前半は、私がデザイナーになったきっかけ。高校選びの経緯など、自分の中学生時代の話をしました。

中学校でのデザイナー職業講話

聴いてくれた子達は中学2年生なので、まだ進路について具体的に決める時期ではないと思いますが、「そういう考え方で高校を選ぶこともあるんだな」と知っておくだけでも選択肢が増えると思います。

ちょうど私の娘が中学3年生で、高校見学に行っている日だったので、その話もしました。「一年後の今頃は、みなさんも高校を見学に行くことになると思いますよー」と。

頭と手を動かそう

授業の後半は、パッケージデザインを例に、売れるデザインの考え方を紐解いて行きました。

生徒達が興味を持ちやすいように、お菓子のパッケージで説明しました。

中学校でのデザイナー職業講話

そして、実際に自分たちが作った物を売るとしたら?というワークに取り組んでもらいました。

ワークの最中、生徒たちの席を回ったところ、スラスラ書けている子もいれば、紙が真っ白で書けていない子も。

「どう思った?」「じゃあそのまま書けば良いね」など、一人ずつと会話すると、「そうか!」と書き始める子もいて、個別のやり取りって大事だなぁと感じました。

生徒達が書いた内容は、それぞれ違っていて、それがとても良かった。私が思いもよらないようなことを書いている子もいました。正解はないワークなので、柔軟な発想はそのまま大切にして欲しいです。

本当にあっという間の45分で、最後に幾つか質問もいただいて、それらに答えて授業は終了しました。

学校と保護者が支援する学び

記事に出来ていないものもありますが、これまでも何度か中学校での授業をさせていただきました。

岐阜市立本荘中学校「キャリア・チャレンジ 職業講話」

海津市立平田中学校「海津っ子 南濃みかんプロジェクト」

こういった授業を行うと、毎回生徒達からエネルギーをもらう気がします。

今回の授業が、何かほんの少しでも生徒の心に響いてくれたら嬉しいです。

中学校でのデザイナー職業講話

岐北中学校で授業を受けてくれた皆さん、先生方、ありがとうございました。
何より、PTA役員の皆さんのご尽力を感じました。準備段階から何度かお電話をいただき、予備のPCもお持ちいただきました。当日も写真撮影や駐車場誘導など、お世話になりました。

子供達の可能性を広げる、素晴らしいPTA活動だと感じました。

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